初めてMerzブランドを認識したのは前職の際に伺った展示会の時でした。
整然と並ぶカットソー群の中、際立って見えたのは袖口がリブ仕様になったヘンリーネックシャツ。所謂アメリカっぽいヘンリーネック仕様とはまた異なり、品のある貝ボタンやラウンドしたネック、サイドに縫い目のない丸編みの仕様と、時代背景はクラシックなのに、どこかモダンな…とにかく新鮮に感じた記憶がある。
そこから数年の時は経ちますが、感じた新鮮さは色あせること無く、寧ろ安心感さえ感じている。この数年の間に気分の変化はもちろんありましたが、僕にとってのMerzはいつもニュートラルな存在であり、時々で起こる気分の変化には左右されないのです。
カットソーを専業にしたブランドさんは国内外問わず数多とある。どこがどうとかの話では無く、それぞれに魅力や特徴がある。僕は単純にMerzが好きなのです。数多のブランドさんを着てきたわけでは決して無く、たまたま出会ったMerzの素材感や色だしのセンス、クラシックでありモダンなデザインが。当時には無かった進化やオールラウンダーな展開にますます目が離せません。
定番の5色に、シーズン限定の2色を加え展開しています。
「いつもコシヒカリ食べてるけどあきたこまちも食べてみようかな?」「いつもの発泡酒からたまには地ビール飲んでみようかな?」それぐらいの気持ちでお試しいただければ嬉しいです。人が感じる良し悪しは様々。でもどこかのポイントで共感出来たり、出会いに繋がればこれ以上嬉しいことはありません。