【PARK SIDE POP UP】
OMTC×KF
HAND LOOM MADRAS
LIMITED COLLECTION
3/29〜3/30
@1415+2 南堀江
本コラボレーションの製作にまつわる
お話しを音声配信プラットフォームアプリ
stand.fmにてお話しされています。
是非ご視聴ください♪
https://stand.fm/episodes/67df4dc118a1ece98d7e7247
気になるラジオのお話しの続きは…
@1417_osaka アカウントでの
インスタライブにて!
3/28(金) 19:30頃より配信を
予定しております。
ラジオのお話の中でも触れていただいていましたが、OMTC(ORIGINAL MADRAS TRADING COMPANY)は弊社が代理店としてお取り扱いさせていただいている、マドラス生地を主体としたブランドです。
我々は2023年からのお取り扱いですが、ブランドの歴史は深く、遡ること1970年代初頭に、インドはチェンナイ(旧マドラス)から、トランクいっぱいに詰め込んだマドラス生地をニューヨークに持ち込んだところから始まります。
私自身、まだまだ勉強中の身ですが、伝統的な生産背景、伝統の継続、継承を目指す取り組み、インドからアメリカと全く異なる文化を紡いだヒストリーと、知れば知るほど興味が湧き、まずは「着てみたい」から始まり、続いて「着て洗って」の経年変化に魅了され現在に至り、特に春夏シーズンにおいては欠かせない存在に。
こちらは昨年に購入したナイジェル・ケーボンとのコラボレーションにて製作されたショーツ。ブランドらしいボリュームあるシルエットのミリタリースタイルに落とし込まれたマドラスチェックの色柄、軽快な素材感も相まって新鮮に映ったのを覚えています。
時を経て、ケネスフィールドとOMTCのコラボレーションの構想をお聞きした時、「ケネスフィールド流にOMTCの手織り生地がどのように落とし込まれるのか?」想像し胸が躍りました。そして製作されたショーツは、三本針(トリプルステッチ)が施されたワークディテールが光る仕上がりに。
主にワークウェアやミリタリーウェアに見られる平行に縫われた3本針ステッチをテーマに展開されるTRIPLE STITCH MANUFACTURE(トリプルステッチマニュファクチャー)。
カバーオールやシャンブレーシャツ、ミリタリーオーバーパンツやペインターパンツなど、古き良き洋服たちに備わっていた3本針のステッチ。その多くは1本針より2本針、2本針より3本針の方が縫製の強度が増す、という理由で備わってました。
先述のナイジェルコラボレーションとはまた異なる、カーキ×グリーン×インディゴの渋さを感じるカラーリング、軽快な素材感に施されたトリプルステッチ、ヒップ周りの補強ディテール、ウエストはドローコード仕様でストレスフリー、バランスのとりやすいリラックスシルエットと、この絶妙なミックス感は是非見て、触れて何かを感じていただきたい。素直にそう思います。そして、着て、洗ってを繰り返すことで変化していく生地の表情、ステッチまわりに現れる立体感。洗い上がりの度に確認し、愛着としていってほしい。もちろん、同じくラインナップされるスポーツコート、プルオーバーシャツの仕上がりにもご期待ください。
※上記の2枚は、数回の洗いを重ねた後の画像です。洗いジワのひとつとっても表情となり一層雰囲気が増していきます。
“マドラスチェック”というワンワードは、所謂柄を連想させますが、手織りという伝統的なモノ作りを用いどのような色柄を選定し、デザインに落とし込むかで、ある種の別物が生まれ、その表現によって個性が生まれます。
本コラボレーションは様々なきっかけ、ご縁から実現しました。モノが完成し完結では無く、その奥深さをお伝えし、共感が生まれ、着用されるパーソナル部分があってこそ意義があるものと思っています。それらストーリーの過程の一部分でも携われることに感謝と光栄の念を抱きつつ、1415+2なりに表現していきたいと思っています。
そのような想いを、デザイナー草野氏とご一緒にお伝え出来る二日間。
春夏シーズンは始まったばかりですが、本格シーズンが楽しみに思っていただける二日間になればとても嬉しいです。
是非皆様、お誘い合わせの上ご来店ください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。